室井一辰 医療経済ジャーナリスト

医療経済ジャーナリスト、室井一辰。『絶対に受けたくない無駄な医療』の連載をはじめ、医療経済にまつわる話題をご提供いたします。

人間ドック受けていますか

この記事では、人間ドックとしての内視鏡検査の重要性について語られています。多くの会社員が毎年の健康診断を受けている一方で、内視鏡検査を受けている人は意外と少ないことが指摘されています。内視鏡検査のメリットとして、胃や食道などの粘膜の異常を…

卵子凍結の盲点は?

www.news-postseven.com 卵子凍結の盲点は、ビジネスだということかもしれません。 ビジネスであることが悪いわけではありませんが、思ったよりもお金がかかるというのを、正しく理解しておいた方がよいと考えます。 卵子採取に20万円程度、保管が年間数万円…

2024年4月の医師働き方改革とその影響

2024年4月施行の医師働き方改革の詳細と、医療現場における時間外労働の規制強化が医師や患者に与える影響を解説。

選定医療費

www.youtube.com 安住紳一郎の日曜天国 このラジオ番組のコメント取材を受けました。 タイトルにある選定医療費は、 分かる人には分かるわけですが、 言葉は間違っています。 この番組では、選定医療費を使っていまして、 これは取材のときも、そのように表…

絶対に受けたくない無駄な医療から10年

isshinmuroi.com 絶対に受けたくない無駄な医療。 2014年6月に発行しましたが、遂に10年になりました。 出したときには重要な問題だと思って出しましたし、そこに関連した問題は多くの人が認識して、改善に向かうことを期待していましたし、 ですが、世の中…

無駄な検診と有益な検診

症状にかかわらず病気を見つけ出そうとするのが検診と考えますが、無駄な検診がある一方で、有益な検診もあります。 簡単な考え方は費用対効果が高く、安全な検査であれば好ましい検診であるといえると思います。 例えば、検便は安価、安全に大腸がんの可能…

健康診断と科学的な妥当性

線虫で病気を探す検診サービスがもめている。科学的な妥当性が問題だということ。それは議論を尽くしてもらえればと、外野から見ると思う。 解せないのは、叩きやすいところを叩いてガス抜きしてやいないかということ。健康診断と科学的な妥当性を言うならば…

新薬と効果

新薬が登場すると、期待が高まるのは当然。一方で、それが本当に効果があるかは別問題。データを詳しく見ると、大した効果がないことはよくある。メリットとデメリットを考えると同時に、効果や安全性について客観的に評価することも重要。 stellanews.life

GLP-1ダイエットと副作用

GLP-1ダイエットが人気になっている。どんな医療行為でもメリットとデメリットがある。それを理解して、リスクについても情報を集めておくことが大切。 www.news-postseven.com

美容医療と被害

美容医療はメリットとデメリットを天秤に掛けてやるという意味で、 通常の医療と全く同じ。 もともと健康な人を対象にするならば デメリットがあってはならない点で、なおさら。 被害報告が注目されているのかもしれません。 biyouhifuko.com

ワクチンは薬

ワクチンは薬というのは当たり前の話です。 メリットとデメリットがあるのも当然。 そこをきちんと考えて利用するのが重要です。

果物と健康

NEWSポストセブンでのコメントにありますように果物は健康に良いという評価が年々高まっています。

症状と検査

症状がないときに受ける検査は検診と言われますが、さまざまな種類の検診が登場しています。検診には義務的に税金を使って実施される住民検診と、人間ドックのように自費で受ける任意検診があります。最近増えているのは任意検診です。 これらは科学的な根拠…

ウイルスの生存戦略

SARSは2年で忽然と消えて、MERSも一時期大きく患者を増やしましたが、その後小康状態となりあたかも消えたようになりました。新型コロナウイルス感染症も足元では患者数が減っているのですが、ウイルスは強毒になりすぎれは人の命を奪うために、感染の機会…

コロナとインフルエンザの混合ワクチン

コロナとインフルエンザの混合ワクチンが検討されています。コロナのワクチン接種が継続的に行われる見通しになり、それについでにインフルエンザも加えてしまおうという発想です。これまでのインフルエンザの不活化ワクチンは接種しても感染する場合もある…

コロナと入院

コロナと入院は大きな問題を内包しています。日本では世界最高の医療と呼ばれますが、公的な国民皆保険があるために、全員が大幅な割引き価格で医療を受けられるがゆえに、安易な入院が広がっています。結果として、病院が安価なホテルのように利用されてお…

コロナとワクチンの効果維持

ワクチン接種後の免疫はいかに維持されるのかはまだよく分かっていません。欧米ではワクチン接種が広がったので社会活動が以前のように戻っており、それにともなって感染者が再び高止まりしています。免疫は抗体ばかりではなく、T細胞と呼ばれる細胞による免…

コロナと国産ワクチン

日本のワクチンは待望されているのかなと思われます。今時、薬に国籍など関係ないですし、実際に効果において関係ありませんが、ワクチンの場合には接種対象が広いために、受ける方の抵抗をできるだけ小さくしていくのが大切です。海外で製造していたワクチ…

コロナと3CLプロテアーゼ阻害薬

コロナの薬剤として3CLプロテアーゼ阻害薬と呼ばれる薬が登場するめどが立ち始めています。コロナの持っているタンパク質の中に、コロナの本体を構築する上で欠かせない酵素があるのですが、それを邪魔するものになります。これまでの薬剤は、コロナで起こる…

ワクチン接種の死亡抑制効果

ワクチン接種の死亡抑制効果について考えるきっかけが、製薬企業の臨床試験のその後を調べた報告から示されていました。ポストセブンで取材されており、そのデータについて意見を求められました。ワクチン接種によって重症を抑止する効果については示されて…

がんの治療選択肢と事前の説明の大切さ

日本のがん医療は歴史的に外科医師によって担われており、現在でも外科が主導しているケースも多くなっています。臨床研究も開腹や開胸の手術が関係したものは多いですのでデータも多数あります。日本では外科手術のデータが国内全体で蓄積されて共有する仕…

コロナと情報公開

コロナをきっかけとして日本の人たちが健康に大きな関心を持つようになってきています。 健康を保つためには情報を集めることが欠かせません。 コロナのワクチンを接種後にどのような死因があるのか、それはワクチン接種に関係がないとしても、情報としては…

ワクチンのでき方と効果の違い

塩野義製薬が遺伝子組み換えたんぱく質によるワクチンの開発を進めています。 現在、日本ではビオンテックとファイザーによるワクチン、モデルナによるワクチンが使われています。これはmRNAという遺伝情報を持つ物質を細胞に取り込ませて、人の細胞がウイル…

ワクチン接種の後に気をつけるべき人

ワクチンの有害事象は、一般によく言われるアナフィラキシーや、もっとひどいアナフィラキシーショックといった、強めのアレルギー反応に関わるもののほかにも、発熱や頭痛、筋肉痛などさまざまなものがあります。日本でワクチン接種が広がっているビオンテ…

本当に必要な医療

コロナをきっかけとして受診抑制が起きており、それに伴って適切な医療を受けづらくなっているという説を聞くことも増えています。 確かに検診を受ける人が減り、手術を受けられない人が増えて、早期診断や早期治療にとってよくないことは多いとみていいでし…

次世代医療基盤法という分かりづらい名前

日本の次世代医療基盤法というのは、匿名の医療情報を活用する法律なわけですが、なぜ、このような分かりにくい名前にしたのかが判然としません。 利用する組織はハードルが高く、その上に利用も進んでいないわけです。 実質的な価値があるのか。注目してい…

誘発需要の問題

誘発需要について書かれています。 収益のため、リスク回避のために余計な医療を行う場合があります。それらは避けるべきです。 日本の医療機関では、外来については、医療費は行った分だけ請求できる「出来高制」になっています。ですから、医療従事者にと…

医療機関は、利益が出ないのに賞与が出る理屈が不明

医療機関は、利益が出ないのに賞与が出る理屈が不明ですね。 根本的に改めないとならないと考えます。 その他、6月を「賞与月」としている医療機関等も少なくないことを踏まえて、「賞与を除く給与費」と「1カ月当たりの賞与」とを分けて調査票に記載するこ…

医療が共産主義に?

海外は意外と医療は共産主義的な思想で運営されている。日本もこれからそういう議論が進むのかもしれません。 英国などは、NHSという国の健康維持組織が、国の医療や保険をすべて統括しており、それによって、医療の効率を監視しています。 日本は、自由で反…

医療機関は固定費が重い

ポストの記事ですが、売上が減るインパクトは、一般的なイメージよりも大きいと考えています。医療機関の場合には、半分が人件費で、残りを各種の経費が占めている。売上が減少することで、その他の経費が重くのしかかってくる。 コロナで受け入れ施設の売上…