米国でのナースプラクティショナーの診療報酬を医師並みに引き上げよとする研究が報告されています。
ペンシルバニア大学の看護学部の研究者が、医師と同様のケアができるところから、従来85%程度にとどまる報酬を100%に引き上げるように主張したものです。
新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって、米国でもナースプラクティショナーの診療についての制限撤廃が進んだようです。さらに恒久化を目指すとしており、米国でもまだ拡大の余地があったのだと伺わせます。
日本でも特定行為の研修を受けた看護師を、ナースプラクティショナーと位置づける動きが進んでいますが、これはさらに広げられると考えます。米国の動きをうまく参考にしていくとよいと考えます。