室井一辰と申します。この2019年に、『続 ムダな医療』(日経BP)、『世界の医療標準からみた受けてもムダな検査 してはいけない手術 (新書y)』(洋泉社)という2冊の書籍を刊行しました。いずれも無駄な医療を撲滅していこうと、米国の医学会が動いている「チュージング・ワイズリー(Choosing Wisely)」という活動を掘り下げた本です。新刊の発表を受け、より多くの方にこの動きに関心を持っていただきたいと思い、2014年に刊行した前作を連載のように公開したいと思います。不定期になるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
(第0回おわり、第1回へつづく)