2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧
絶対に受けたくない無駄な医療 【第14回】 第ニ部「受けたくない医療100」を一挙公開「効果がある」と医師や患者が信じていても、有効性が科学的に疑問視されている医療は少なからず存在している。第二部では、米国の専門学会が指摘した、100件の「受…
絶対に受けたくない無駄な医療 【第13回】 臨床研究の結果で医療の常識が激変 「エビデンス・ベースド・メディシン(Evidence-based medicine)」──。医師ら医療側の中で「根拠に基づく医療」、すなわち「EBM」と呼ばれる考え方は米国ですっかり浸透して…
絶対に受けたくない無駄な医療 【第12回】 第一部「治らない医療」を撲滅せよ! 米国で始まった 無駄撲滅運動とは 必要な医療だけを求めよう──。米国発で、医療界が動き始めている。 医療費の増大は世界的に見ても国家的な問題だ。高齢化の進行や医療の高度…
絶対に受けたくない無駄な医療 【第11回】 帝王切開が増えているのはなぜか リスクを避けるために、必ずしも必要のない医療に走る動きもある。 例えば頭を打った時のCT検査は、まひのような重い症状がなければ不要とするデータが存在しているにもかかわら…
絶対に受けたくない無駄な医療 【第10回】 第一部なぜ無駄な医療は止まらない? 人には言えない 医療側の大人の事情 医療に対して悩みを抱える患者の経験談を振り返っていくと、あたかも「医師ら医療側が患者にひどい仕打ちをしている」と思いたくなるかもし…
絶対に受けたくない無駄な医療 【第9回】 実例5高齢者の胃ろうはなぜ続く? 終末期医療だからこそ起きる無駄な医療 私は以前、高齢者を収容している病院を訪ねて、呆然としたことがある。死を目前にした「終末期医療」の現場である。多くの高齢者がベッドに…
絶対に受けたくない無駄な医療 【第8回】 実例4CT検査、善意の裏に悪意の影医療側の責任回避が患者の被曝リスクを高める 子供が頭を打って大泣きした。CT検査を受けたけれども問題はなく、ほっと一安心した――。そんなことは、医療に深く携わらない人でも…
絶対に受けたくない無駄な医療 【第7回】 実例3「アスペルガー症候群」はもう存在しない〝関係者〟の思惑で疾患が増える不都合な現実 「病気が人工的に作り出されている」という視点がある。そんな問題への指摘が最近増えているのが精神疾患の領域である。精…
絶対に受けたくない無駄な医療 【第6回】 実例2「ブルガタ症候群」で調べるほどに不安倍増! 不十分な説明で混乱の極みに 次は、心臓病の話にいこう。ブルガダ症候群と呼ばれる、突然死にもつながり得る遺伝性の不整脈におびえる経験をしたジェームズ氏(仮…
絶対に受けたくない無駄な医療 【第5回】 実例1開腹か、腹腔鏡か、医師の意見が二分情報に振り回されて右往左往 ある日本メーカーで定年まで勤め上げた、70 歳を目前にした南野博氏(仮名)は2013年に突然、胃ガンであると検診の結果告げられた。 ガンと…