順天堂と新生児取り違えの問題は、
全面的な調査して、実態を見つめてみるのが、
理想的ではあると見えます。
企業経営でこれまで起こったことから考えますと、
隠ぺいというのは、多く報道されてきましたが、
オリンパス、日産など、事実の隠ぺいが明るみに出てきましたが、
表面化したのちは、結果として誠実に調査して、
実態を報告して、再発防止に取り組んでいます。
タカタのリコールの遅延のように、
対応が遅れると、問題は悪化して、
最終的に組織は破綻してしまうことになりました。
新生児取り違えというのは、
軽い問題ではなく、お詫びするのは当然ですが、
リスクが内在していたということでしたら、
調査してやはり実態を明らかにして、
公開していくのが良いように見えます。
50年前のことで、
いまさらやっても問題ないという考えはあるのかもしれませんが、
課題を見つめて、問題をはっきりさせるのは、
多くの人の福祉にとって悪くはないと見えます。