週刊ポストの医療のコストパフォーマンスについての記事に協力しました。
協力して、いろいろな医療行為の価格を調べていましたが、実際が本当に分かりづらく、やや驚きました。
広告規制はあるのでしょうが、医療にかかるコストや、実際の負担額がインターネットで気軽に分からないというのは、ちょっと困ったものと思われました。
自己負担について目安が示されているところはありますが、保険で賄われるところも含めた全体のコストを示している医療機関はほとんどなかった印象です。
医療機関の立場に立てば、保険適用後の負担額を示した方が、医療が実態よりも安い印象を与えられますから、そうするのが自然なのかなと印象を受けました。
経済的、経営的に、合理的な動きなのかなとは思いました。
とはいえ、こうした企画でかかるコストを調べようとすると、なかなか骨が折れます。
問題はあるものとは思いますが、負担額の目安は国辺りが、すべてを一覧にできるようにすると、うれしいですね。
私がやればいいのでしょうか。と思ってしまいます。チュージング・ワイズリー(Choosing Wisely)を自分で全訳して、「絶対に受けたくない無駄な医療」という本にしたときと、状況が似ています。
誰もやらないから自分でやるしかない。というものです。