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新型コロナウイルス感染症の影響により、救急部への非COVID-19の受診率が大きく減少

新型コロナウイルス感染症の影響により、救急部への非COVID-19の受診率が大きく減少したとする研究が報告されています。減少率は3~4割近くとのことで、高齢者層の利用する公的保険制度メディケアの患者よりも、民間保険や低所得者のメディケイドの利用者の方が減少率は大きくなっていました。この研究では、利用しづらくなったことをネガティブにとらえています。代替の医療機関へのアクセスを改善すべきだというもの。急性期疾患であれば、確かに受診しづらくなった状況は問題となりそうです。

2021年6月、米国研究。

Yu J, Hammond G, Waken RJ, Fox D, Joynt Maddox KE. Changes In Non-COVID-19 Emergency Department Visits By Acuity And Insurance Status During The COVID-19 Pandemic. Health Aff (Millwood). 2021 Jun;40(6):896-903. doi: 10.1377/hlthaff.2020.02464. PMID: 34097513.

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